フラストレーションへの反応<1> 【攻撃】

人は何らかの欲求が起こると、その欲求を満たそうとする行動に出ます。

しかし、行動ができない、行動を阻止されるような事が起こる、行動の結果が思うようにならないなど、欲求が満たされない状態になる事を欲求不満(フラストレーション)と言います。

また、この欲求不満に陥ると、人はイライラしたり不安になるなど、不快な情緒的緊張が持続します。

このような状態を解消し適応を持続する為に取る行動を適応の機制と言い、半ば無意識的に行われるものとされています。

その適応の機制は大きく3つに分かれます。
①攻撃
②逃避
③防衛機制

欲求不満に陥った時、問題を冷静に捉え忍耐強く合理的に解決しようとする力が働く事が多いですが、問題にうまく適応する事ができず不合理な方法で解決しようとする人も少なくありません。

その適応の機制を一つずつシリーズで示していきたいと思います。

今回は、一つ目。

 

攻撃
欲求不満への最も直接的な反応です。

例えば、会社で上司に怒られた時、逆に上司の非を責めたりするなどがそれに当たります。

人間関係において、理不尽な要求などに対しての適度な攻撃は必要です。

またその場に応じた適切な攻撃を示す事は、対等な人間関係を築いていく為に必要な場合もあります。

ですが、多くの場合は、直接相手に攻撃をする事は人間関係に支障が出る恐れがあり、社会的に許されない概念がある為、適切で必要な範囲の攻撃であったとしても抑制の力が働きます。

その場合、直接的ではなく間接的な攻撃で出る場合もあります(陰口や告げ口など)

また攻撃には、
*なぐる・蹴るなどの身体的攻撃
*悪口・ののしるなどの言語的攻撃
*八つ当たり・弱いものいじめなどの転移した攻撃
*攻撃が外部に向けられない場合に自責・自己嫌悪・自己軽蔑・自殺など自己への攻撃などがあります。

このような反応は、その時の欲求不満を解消するには役立つかもしれません。

ですが、だんだんブレーキがきかなくなりエスカレートしてしまったり、冷静に戻った時に罪悪感を感じるなど、また違った側面の問題が生じる可能性もあります。

その時の情緒に左右され、単に攻撃を示すだけでは、根本的な問題の解決にはつながらないでしょう。

普段からいかに自分を見つめ、思考や感情のコントロールのトレーニングを積むか?がポイントですね。

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「あの人の周りにはいつも人が集まる」のは何故?

「あの人の周りにはいつも人が集まるよね~」
「あの人はいつもみんなに囲まれていて楽しそう」
「あの人は友達が多くて人気者だな」

そういう光景を見て、「いいな~羨ましい」と思ったことはありませんか?

そして、あの人と自分を比べてつい・・・。
■「私なんて・・」と思わず自己否定に陥る。
■私は人から必要とされていないんだと凹む。
■私の性格が悪いから人が寄って来ないのだと自分を責める。

なんてことになっていませんか?

それ、ほぼ勘違いですから^^

 

日本式数霊術でその人の本質を読み解くと、一目瞭然。

数霊術では「1~9」の数字を使って本質を読み解きますが、その内「3」「6」「8」「9」の数字を持っている人は、自然と人との関わりができやすく、人脈力・求心力・結集力が強いといえるかと思います。

「8」の場合は人が集まるというか、社交的で人脈を作る達人なので、そういう意味では「人」との関わりは強い人ですね。

その他、「7」もカリスマ性があるタイプなので、自然と周りに人が集まってきますね。

ただ「7」の場合、超マイペース型で束縛されるのを嫌いますから、自らの意思で「一人が楽」「人から遠ざかる」ということにシフトしてしまうこともあるかもしれません。

人が勝手に集まってくるタイプの人というのは、本質の部分に結集のエネルギーを持っているか?持っていないか?だけの話であって、良い悪いでは決してありません!

しかし!もともと結集力を持っている、持っていないに関わらず、やはり人は、最終的にはその人自身を見て判断するものです。

もともと持っている「性格(本質)」の良し悪しなんてありません。

日頃の「心のあり方」が人望を左右すると言ってもいいでしょう。

持っている本質をどう活かすか?
どうありたいか?

「心の使い方」が肝心です^^

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