フラストレーションへの反応<6>【防衛機制-反動形成】

欲求不満に陥ると、人はイライラしたり不安になるなど、不快な情緒的緊張が持続します。

このような状態を解消し適応を持続する為に取る行動を適応の機制と言い、半ば無意識的に行われるものとされています。

その適応の機制を一つずつシリーズで示していきたいと思います。

今回は、六つ目。

防衛機制-反動形成
抑圧が十分ではなく、自分の奥底にある欲求に気がついていて、それが表面に出て来るのを恐れるがため、正反対の言動や態度をとる防衛機制。自我が傷つくのを抑制する働き。

例えば、本当は嫌いだから接することを拒否したい相手なのに、自己の評価が下がるのを恐れて、わざとその相手に従順な態度を取ったり、好意を持っているかのように接する様。

また、強い関心があるにも関わらず無関心を装う、好きな子に意地悪をしてしまうなどもこれに当たります。

本音と表面的な自分との間にギャップがあり、知らぬ間に自分を追い込んでしまうことにもなりかねませんね。

本当の自分と繋がることは想像以上に大事です。

怖れることなく自分と向き合い、自分を十分に理解した上で、「自分はどうするのか?」を決めていける強さを身につけるに越したことはありません。

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フラストレーションへの反応<5>【防衛機制-同一視】

欲求不満に陥ると、人はイライラしたり不安になるなど、不快な情緒的緊張が持続します。

このような状態を解消し適応を持続する為に取る行動を適応の機制と言い、半ば無意識的に行われるものとされています。

その適応の機制を一つずつシリーズで示していきたいと思います。

今回は、五つ目。

 

防衛機制-同一視(同一化)
自分より優れた人、自分より権威のある人、自分の尊敬する人などの考え方や感情、行動、身なり、言動などを無意識に取り入れ、同一視させることで自分の評価を高めようとする防衛機制。

自分の欠点や弱点を補おうとするもの。

自分には欠けている部分への欲求を他人の真似をすることで補い、それだけで自分には高い価値があると感じ満足する。

例えば、クラスの人気者と同じ文具を持っていると、自分も人気者になったような気がするなど。

また権威ある有名人と出身校が同じであることを自慢したりするなど。

尊敬する人の真似をすることがきっかけで高い意識が芽生えることはあるでしょう。

最終的に大事なのは、人の真似をするだけにとどまらず、実際に「自分自身を磨く」ことではないでしょうか。

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