「でも・だって・どうせ」はどうして根付いてしまうのか?

停滞を促進する魔の3D「でも・だって・どうせ」
「でも・だって・どうせ何をしても無駄だから」という気持ちは何故根付いてしまうのでしょうか?

ポジティブ心理学の提唱者であるマーティン・セリグマンという心理学者が、ある実験を行いました。

電気ショックが流れる部屋にイヌを入れ、何をやっても電気ショックをとめられない状況を作ります。 最初、電気ショックに驚き、痛みからイヌは必死で逃げようと体を動かしますが、逃避が不可能な状態が続きます。この電気ショックは数十回も与えられました。
そして、次の日も同じ実験が行われましたが、この日はイヌが自由に動けるようにし、電気ショックの痛みから逃げようと思えば簡単に逃げられるような状態を作りました。
ところが、イヌは電気ショックを浴びても、ただ悲しげな声をあげながら無気力な表情でショックに打たれるままに耐え忍んでいました。

これは、どんなにあがいても痛みから逃げられないと学習したイヌが、その「逃げる」という行動そのものを諦めるようになる事、無力感というものを獲得するようになる事を証明したものでした。(同様のことが人間の被験者にした実験でも確認)

この現象を「学習性無力感」といい、メカニズムはこうです。
■苦痛や不快を味わう

■逃げる為に色々行動を起こす

■身動きが取れないので逃げられない

■「何をしても無駄」と感じる

■一種の諦め・無力感を学習する

自分の行動や努力によってどうにもならないことが続くと、この無力感を学習することになります。
すると、人も動物も目の前にある事や環境に積極的に働きかけようとする意欲が低下し、人の場合は行動を起こそうとしない、もしくは始めても続かないということが起こりやすくなります。
そして次第に学習する能力も低下してしまい、情緒的にも混乱していくとされています。

何かの苦痛や不快な事に対して抵抗ができている間は気力が衰えていない状態です。でも、「何をやっても状況が変わらない」が続くとだんだんその気力を失います。そうなるとネガティブな状態でいる事に身を許し、自分の可能性を自分でつぶしてしまう事にもなりかねません。

自分の人生を豊かに過ごす為にも、小さな事でも構わないので、諦めずに取り組み「私もやればできる!」を増やしていくと良いですね。
日頃の積み重ねが大切だと思いますよ。

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