フラストレーションへの反応<7>【防衛機制-合理化】

欲求不満に陥ると、人はイライラしたり不安になるなど、不快な情緒的緊張が持続します。

このような状態を解消し適応を持続する為に取る行動を適応の機制と言い、半ば無意識的に行われるものとされています。

その適応の機制を一つずつシリーズで示していきたいと思います。

今回は、七つ目。

防衛機制-合理化
何か社会的に見て許されそうなもっともらしい理屈をつけて、自分自身の矛盾や葛藤、罪悪感、失敗や欠点などを正当化しようとする防衛機制です。

例えば、合格を目指していた資格試験に落ちた時、「どうせあの資格では食べていけない」などという場合。

イソップ物語にこの合理化をテーマにした話があります。

それば「すっぱいブドウ」というお話。

一匹の狐が美味しそうなブドウが木になっているのを見つけ、取ろうとピョンピョン飛び上がるが、結局取れずに「どうせあのブドウはすっぱいに違いない」と言って取ることを諦めるというもの。

現実と欲求のギャップを埋める為に「取れない」ことを自分の都合の良い理屈をつけて正当化したものです。

また、「甘いレモン」という話もあります。

どんなにすっぱいレモンであっても、自分のものである限り甘いと思うものです。

自分が持っているものの価値を過大評価し、良いものであると思い込もうとする機制。

せっかく手に入れたものが理想とは違うものであったりすると、心に負担がかかります。

その負担を軽減する為に行う防衛機制です。

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