他者が近くにいることがプラスに働く時とマイナスに働く時

誰かが傍にいるとやる気が出て作業がはかどる場合と、誰かが傍にいると緊張して作業がはかどらず、いつもはしないようなミスをしてしまったりといった経験はありませんか?

他者が近くにいると成績が上がったり、作業や課題の遂行が促進されることを社会的促進、他者が近くにいると成績が下がったり、その遂行が抑制されることを社会的抑制といいます。

実際に、ある単純作業をする時に、一人で行う場合と他の誰かも同じ作業をしている場合とでは、一人で行うよりも他の誰かも同じ作業をしている場合の方が能率が上がったという社会心理学の実験結果があります。

また、ある複雑な課題をする時には、他の誰かも同じ作業をする場合に、間違える率が多かったともされています。

誰かが近くにいることで起こる促進や抑制は、その時に優勢な反応が出やすくなるとし、下記のようなパターンがあるとされています。
■慣れている課題・単純な課題・得意なこと→促進
■慣れていない課題・複雑な課題・苦手なこと→抑制

その理由や仮説はいくつかありますが、その内の一つに「評価懸念」というのがあります。
周りの人たちからどう思われているだろう?どう評価されているのだろう?ということが気になり、「うまくやりたい」「評価されたい」という動因が働くからというものです。

私自身、第三者が絡んだ場面において、ある課題や仕事を遂行する時、「どうしていいか分からない(慣れていない)」「うまくできるか不安だ」というような苦手意識満載で臨んだ時は、抑制が働いたという経験があります。
心の中では、「うまくやりたい」「高い評価を得たい」という気持ちがあるので自分なりに精一杯頑張るのですが、「苦手だ」という意識と自分自身の成熟度不足が、結果的に抑制を招いてしまったのではと思います。

抑制が働くことで成績が下がったり、課題が遂行できなかったなどと自信を失いマイナスのエネルギーを自ら作ってしまうぐらいであれば、その課題や仕事などに慣れるまでは徹底的に黙って一人で密かに鍛錬を積んでいくことも時には有効なのかもしれませんね。

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